2010年03月31日

ぷくぷくをはじめよう♪

”ぷくぷく”とはなんぞや?

はい、もうご存知でしたね!!

発酵のことです。

今年の春はなかなか気温があがってくれませんが

これから新緑の季節を迎えるあたりが

一番酵母菌が活発に動く時期かな~~と思っています。

わたしたちの体もすご~くエネルギッシュになってくるころです。

ですから、こらからが特にわくわく・ドキドキする時期なのですicon06

たのしみですね~~~今年はどんな酵母をおこそうかな・・・

                          しゅわわわ~~~~ ぷらむ酵母

                   留守中も冷蔵庫でけなげにしゅわっとしていたりんご酵母

 研修が終わってから、すごくこれをやるぞ!!と思って帰ってきたわけではないのですが、

ものごとというものは進むときは進むものなんですね・・・

4月から自家製酵母のパン教室を自宅で開催することになりました。

今あるもの今ある環境で最善をつくして出来ることは何かと考えていたら

ふっと湧き上がってきてしまったのです。

その名も

 ”ぷくぷく”をはじめよう♪(仮)

おおまかな流れはだいたい決まっているのですが、

最後の詰めをしてから詳細を公表したいと思います。

今か今かとお待ちいただいている方、もうしばしお待ちくださいませ。

ありがとうございます。


              米粉レーズンカンパーニュ 蔵付き天然麹酵母使用 
   

                                      ~農と食と感動をつなぐ風土ぱん いるぱん~
                                         日本の発酵文化の継承を目指していますicon12


                                   


Posted by イルカ at 23:42Comments(0)

2010年03月28日

なんだべ村 初春編

郡山 逢瀬町のなんだべ村で
田んぼビオトープのお掃除がありました♪
空気の入りをよくして様々な生物がすめるように
する大切なお掃除です。
一昨年までは村長の石井さんが1人でお掃除していたそうですが
郡山カルガモ倶楽部の大人から子供までの
20人くらいの方でお掃除を開始!!
一気にきれいになったそうです・・・

そうです・・・

わたしお掃除には参加してません。
ん~~残念

きっと今年もホタルの乱舞がみられることでしょう
夏が待ち遠しいです。

わたしは石窯、パン焼き当番ということで
参加させていただきました。

このところの寒さでやはり発酵はと~ってもゆっくりです。
現代社会の忙しさとは離れた空気感がそのゆっくりなペースを
許してくれます。なんというか抱擁されるという感じかな?
う~~ん言葉で表現しにくいな~~

なんだべ村の”お天道窯”
この素晴らしい大自然の中にある窯
この自然を活かしきって生きている石井ファミリーと
そこに集う人々がいて、パンを焼かせてもらって
笑顔になってもらう幸せを味わいました。

今日も感謝の日、ありがとうございました

ざるぱん(カンパーニュ)

豆乳生地の麹食パン

豆乳生地のソフトフランスパン

  


Posted by イルカ at 23:17Comments(2)

2010年03月19日

蔵付き天然麹酵母元気です♪

故郷へ戻ってから
1週間がすぎました。

試作パンを焼かせていただいています。

蔵付き天然麹酵母、元気にシュワシュワしています。
「麹く~ん今日もいいね~~~」
蓋を開けた瞬間のスパークリング具合で
調子をみていますが、とてもいい感じなのです。
(マルカワ味噌さん、アリコヴェールさんありがとうございます。)

そしてパンを焼き上げてみると

それはそれはおいしいパンが焼けるのです。
麹酵母は粉の甘みも引き立ててくれるようです。
そして、チーズのようなコクがあるのです。






私が微生物の世界に興味をもったのは、
”農”の世界を知ってからです。
健康な土の中には沢山の微生物がすんでいて
そのおかげでおいしい野菜や果物ができるのです。

その目に見えない世界を身近に肌身で
感じさせてくれたのが
自家製酵母でつくるパンだったわけです。

あ~でもない、こ~でもないと
試行錯誤の日々、
酵母は起こせても
なかなか納得のいくパンができませんでした。

酵母の起こし方
生地の捏ね
発酵の見極め
成形の仕方
オーブンの性能

と、いろいろな条件がピタッと
あったときに素晴らしいパンが焼けるのです。
(今もまだよくわからないことがたくさんです)


でも、今はあまりそんなに素晴らしいパンにはこだわっていません。

自分が納得のいく素材で
自然の営みにできるだけ自分を合わせて
心をこめてお作りできて
食べていただける方にその心が伝われば
それが一番嬉しいのです。

季節の変化やさまざまな条件で
味が一定しないのもよいことだと思います。
だってそれが自然というものですもの~

今日もパンを作らせていただける喜びを感じられて
感謝しています。

ありがとうございますハートきらきら


  


Posted by イルカ at 21:54Comments(0)

2010年03月13日

森のパン屋 アリコヴェール

2月3日から3月11日までの
研修が終了して、福島へ戻ってきました。

たくさんの驚きと不思議と
出会いに恵まれて
本当に充実した期間を過ごすことが出来ました。

アリコヴェールにはわたしの求めていた世界が
ありました。

自分の足元をしっかり見据えて
活動していきたいです。

蔵付き天然麹菌と出会ってから
わたしの考えはちょっと柔軟になってきています。

昔ながらの発酵文化とその味わいの良さを
パンを通してお伝えすることが出来るのではないかと・・・

パンは嗜好品です。きちんとごはんを食べるのが多くの日本人には合っていると
思います。わたしも大のごはん好きですから!!

卒業制作 花豆カンパーニュ


楽しみとしてのパン
日本の発酵文化を継承するパンを
お伝えしていきたいです。

詳細はこれから煮詰めていきますので
決まり次第お知らせしていきたいと
思います。


アリコヴェールでお世話になった美幸さん
トモさん、こうこさん、まりさん、
パティシエのしらさん、鍼灸師の山さん
本当にありがとうございました。


またお会いできる日を楽しみにしています。





  


Posted by イルカ at 22:55Comments(0)パン

2010年03月04日

マルカワ味噌屋さんに行ってきました!!

山梨の森のパン屋アリコヴェールさんhttp://www8.plala.or.jp/haricotsverts/
で研修中のイルカです。
あと1週間ほどで研修も終わり福島に帰ります。

蔵つき天然麴を使用したパンを焼いているのですが
その麴を作っていただいている
福井県のマルカワ味噌屋さんにhttp://www.marukawamiso.com/
行ってきました!!

ぷくぷく酵母好きのイルカとしては
どうしても蔵つき天然麴の謎を知りたかったのです。

いったいどうやって
空気中の麴菌を採取するのか???

とても穏やかで温かみのある社長さん河崎さんが
説明してくださいました。
専門的な話になるのですが、
どうやら麴菌はたんぱく質が好きらしく
米より麦、麦よりも豆に麴がつきやすいのだそうです。
ということで、豆に麴菌をつけてから
それをお米にまぜてお米に麴菌をつけるのだそうです。
これは福井地方でやられている昔ながらの方法なんだそうです。

その方法は非常に原始的な方法らしいのですが・・・
そこのところを突っ込んで聞くタイミングを逃してしまいまた~icon10

40年くらい前は
どこの地方でも蔵つき天然麴で味噌や醤油を作っていたそうです。
それが現代になってからは味噌・醤油・酒・酢それぞれの特性にあった
単一エリート菌だけを採取して培養し、手軽につくれるように
なってしまったそうです。
マルカワさんでは、社長さんのお父様が昔ながらの方法を知っていて
試作してみたら、とてもおいしい味噌ができたそうです。
採取した麴菌をシャーレにとって培養してみると4種類の菌が
発見されたそうです。
ですから味噌も醤油も酒も酢もなんとパンまでもつくれる菌なんだそうです。
ただ単一エリートではないですから一定のものができなかったり
失敗もあるとのこと・・・


マルカワさんのような味噌やさんを応援することで
日本の発酵文化が継承されるとしたら
なんて素敵なんでしょう!!
全国に広がっていってほしいな~~~


福島へ帰ってからマルカワ味噌さんの麴で
酵母を起こしてみます!!


ゆっくりゆったり
素材を生かす、日本の発酵文化を継承を目指す!!ぱんづくり
農と食と感動をつなぐ風土ぱん”いるぱん”
これからがスタートです。
よき出会いをいただきました。

ありがとうございますicon06

  


Posted by イルカ at 20:36Comments(2)