2011年03月30日

ハッピーアイランド ふくしまより 今の思い

3月11日、その日からわたしの中の何かが目覚めました。

そしてそれは今もむくむく暗い土の中から光を求め
まさに光に到達しようとしている。

地震と津波と放射能、今も余震がつづき、
毎日、放射能の測定値を気にして、マスク・ぼうし・手袋で
外出。
外でおもいっきり深呼吸できること
布団が干せること
水が安心して飲めること
あたりまえの日常を奪われてしまいました。

まさかこんな日が本当にくるなんて・・・

でも、くるべき時が来たんだという不思議に
冷静に捉えている自分がいる。

めちゃめちゃに足の踏み場も
ないくらい物が倒れ、壊れ、それらを片付けながら
こんなことで死んでたまるか
生き抜いてみせる!!

という気力がわいてきたのも不思議でした。

津波による原発事故が起きてから
県外避難をする人が続出する中で、
果たして、自分は避難したいのか?

正しい道なんてない。

ほんとうにしたいことはなにか?
何のために生きているのか?
と真剣に問うてみました。

そして
平和のためなら生きられる♪
そう心に誓ったのです。

一瞬、一瞬、今というこの時を大切に生きたい。
家族や恋人や仲間
仕事場、
自分にかかわるすべての人
すべての出来事、ものごとに
感謝して、愛のエネルギーを注いでいきたい。

今は、ただただそれだけなのです。

「私たちは、この世で大きいことはできません。
小さなことを大きな愛をもって行うだけです。」

このマザーテレサの言葉が胸に染み入ります。

どん底のハッピーアイランド 福島が
希望で光り輝く、本当のハッピーアイランドに
なるように、精一杯生き抜いていきたいと思います。
ありがとうございます。

  


Posted by イルカ at 00:11Comments(3)共に生きる