2009年11月08日

北インド・ジュレーラダック~懐かしい未来~


チベットの近く
北インドのラダック地方の
映画
~懐かしい未来~を
観ました!!
実は今日、銀河でラダック人のスカルマさんを迎えて上映会と
お話会があったのです。(昨日の木村さんといい告知ができなくて
本当に申し訳なかったです。せめて感想だけでも書かせていただきます)


そこには昔ながらのお金の存在しないコミュニティー
があり、経済のグローバリズムによって
その文化が・環境が・精神が
崩壊していく姿が描かれており、

日本や西洋の産業革命以後に起きて現在にいたる
までが、数年でラダックにおそいかかっている。

何から何までお金に換算するこの世の中に
あまりにも慣れすぎている私達
お金がないって
こういうことか!!
ということが感覚的にすっきりわかる
感じがしまいた。

長島龍人さんの”お金のいらない国”http://www2u.biglobe.ne.jp/~nagaryu/indexokane.html
を読んではいましたが
やはり実際にはあったのだと思います。


それにしてもだ、
お金は今となっては最低限は必要なものになってしまったからには
そこに振り回されずかしこく付き合いたいものです。
お金にエネルギーをとられることもしばしばあるのですが、
自分の”欲”というものを手放して
みんなの笑顔や幸せのために行動していれば
後から自然に必要な分なお金もまわってくる気がしています。

ラダックの人々の瞳の輝きや笑顔が
とても素敵だ・・・・
”懐かしい”という言葉がぴったりな感じがします。
”人を信じる瞳の輝きがある”
という感じ、なんともいえない安心感や
懐かしさをおぼえる輝きです。

ラダック人であるスカルマさんからは
現在の状況について
お話をしてくださいました。

近代化の波をすいすい波乗りして泳ぎながら
新たな流れを作り出すことが
私達の役割なのかもしれません・・・

昔ながらの古くて良いものに価値を見出しつつ
新しいものを(たとえばソーラークッカー!!)
をとりいれつつ新たな道を切り開く

なんと!!驚くなかれ、

ラダックのある村(富士山の上よりもさらに高いところですよ~)ではほぼ全世帯80世帯がすべてソーラークッカーで調理しているとのこと
薪を拾いに行く手間が省けたり
農作業が終わったらごはんができていたりと
大助かりだそうです!!

NGOジュレー・ラダックHP
http://julayladakh.org/index.html





  


Posted by イルカ at 23:04Comments(0)