2009年11月07日

木村秋則さん 鏡石にきたる!!

「奇跡のりんご」の著者でもあり
無農薬・無施肥の青森のりんご農家の
木村さんが
なんと!!!
地元の鏡石で講演をしてくださり
ご縁あって聴く事ができました♪


二酸化炭素排出が増加しているのは、工業よりもむしろ
窒素分を肥料として使用している農業もあまりにも責任があるというお話からはじまり、


自然栽培のお米・有機農法のお米・一般栽培のお米
をコップにいれて水を入れてラップをして空気穴をあけて
放置しておくと2週間ほどで
一般栽培のお米は黒く腐ってきて異臭を漂わせるそうです。
有機農法のお米はまだすこしましなくらいで、
自然栽培のお米は白いままです!!
これがおなかの中でもおきているかと思うとゾッとしますね~~


てんとう虫は本当に益虫なの?
ハエは?アブラムシは?

すべてはバランス!!


てんとう虫がアブラムシをたくさん食べるというのは
あんまり信じないほうがいいみたいです。
そういえば、私の経験からしても
アブラムシのところにてんとう虫がいたためしが
あまりないし・・・

逆に食卓で嫌われるハエやアブの幼虫がアブラムシを
よく食べるそうです。
木村さん自身がよ~く観察したそうです。
3日ぐらいかけてじ~とよく観るそうです。

益虫とか害虫とか雑草とか
人間ってほんとに都合よく身勝手にものごとを捉えていますね~

また、山のようなふかふかの土を
畑につくるには
硬板層を壊す必要があるそうです。
(これは石川町の秀明自然農法を実践している小豆畑さんも言われていました)
土をほって10センチづつその箇所の温度を測ってみると
ほとんどの畑はかなり温度差があるのだそうです。
差が大きいところでは17度も違うそうです!!
一方、山の土は50センチほってもそれほど温度差がないそうです。

植物の根っこも冷たいところには根ははりません。
その層を壊さないことには山のような土をつくることは
できないといわれていました。

そして草をはやすこと!!

うん、なんかすご~くうなずけるな!!
というかわたしが今年はじめた畑はアカザの畑に化したので
ちょっと安心しました。

そして、麦をつくってはじめは
余分な肥料をよく吸ってもらい
その後で大豆を蒔いて根粒菌に
大気中の窒素を固定してもらうとよいそうです♪

な~~るほど・・・
今年は大豆づくりからはじまり、昨日麦を蒔きました。
(順番が逆でした)


”にんじんから宇宙へ”の赤峰さんも草の重要性を
話していましたし
自然や宇宙の摂理にしたがった農法をしている方が
言われることには共通点があるようです。


「わたしががんばったのではなくて、
りんごの木が頑張ってくれたんです」

「人間は米が実るお手伝いをするだけなんです」

という自然に対して畏敬の念と謙虚さと
やさしさとゆるぎない自信が
にじみでている木村さんでした。

経済活動に足並みそろえようとか
周りの目をきにしたり
みんなと同じでなければ安心できなかったり

そういう心の弱さと向き合うこととか

自分自身の感性をどこまで信じきれるか
その人が感じ取ったことがその人にとっての真実なんです。
だらか誰が何と言おうとも自分が感じることって
大切なんです。

ということについて
よくよくほんとにその通りだな~と
思い至りました。

そして、木村さんがしてきた苦労をまた同様にする必要が
わたしたちにはないのです。
これは本当にすごいタイミングで受け継ぐことが
できるのだと思います。
私が会津でお世話になっていた佐藤さんもよく言っていたことでした
同じ苦労をする必要はないと
自分を踏み台にして大きくなってほしいと!!

そんなことを言える
おばさんになりたいな~~~

うん!!
なろう♪


わたし、循環型農的コミュニティーをつくるのが夢です!!

お手本は静岡の木の花ファミリーです。
以下体験の案内が来ています。
どうぞ、ご縁ですのでご覧になってみてください。
興味のある方はぜひ一度は足をお運びください。

以下転載文となります。

☆∴‥∵:・.* ☆∴‥∵:・.* ☆∴‥∵:・.* ☆
   農的共同体が伝えるワンネスのこころ
   ~「木の花ファミリー」生活体験ツアー

   第31回 2009年11月14日(土)~15日(日)
   第32回 2009年12月5日(土)~6日(日)
☆∴‥∵:・.* ☆∴‥∵:・.* ☆∴‥∵:・.* ☆

「木の花ファミリー」は富士山の麓、
静岡県富士宮市のエコビレッジ。
「地球を汚さない生活をしたい!」という思いのもと、
血縁を越えて助け合う大家族として
1994年に20名のメンバーでスタートしました。

化学農薬、化学肥料を一切使用しない農業で
110品目・260品種ものお米や野菜、穀物を育て、
自然な方法で鶏や山羊、蜜蜂も飼育、
伝統製法で作る味噌・醤油やさまざまな農産物で
食卓にのぼる食べ物のほとんどを自給しています。

そしていま、メンバーも55名まで増え、
赤ちゃんから高齢者に至るまで、
血縁を越えた大家族として
ともに食卓を囲み、楽しく農作業を営み、
こころを磨きあい、互いに支えあう生活を送ってます。

まったく独自の歩みで発展してきたファミリーですが、
近年はその環境にやさしい生活、
個人の所有を超えた共有経済のしくみ、
日常生活に根ざしたスピリチュアリティ
といった側面が注目され、
国内では数少ないエコビレッジの
本格的な実践例として
数多くの訪問者を迎えるようになりました。

ファミリーではそんな方々が
短期間にファミリーの生活の仕組みや
精神性を体感できるよう、
毎月1回、1泊2日の「生活体験ツアー」をご用意。
施設見学や農作業体験、
創立者によるプレゼンテーション、
歓迎コンサートなどを盛り込んだ内容で
たくさんの方々をお迎えしてきました。

百聞は一見に如かず。
ぜひ、ご自分の眼で確かめに来ませんか?
みなさんのご参加をお待ちしています!

【 推薦の言葉 】

夫のロスとわたしは、2009年4月、
第3回エコビレッジ国際会議の後にファミリーを訪れました。
そこでは、聖なる富士山の存在と、
そこをアンテナにしたファミリーの波動を常に感じることができます。
こうした癒しの場こそが、今まさに世界で必要とされているのです。

ファミリーの暮らしは、美しく、
穏やかであると同時に活気があります。
自ら栽培し、手づくりされた食べ物は、本物のごちそうです。
ぜひ、実際に訪ねて体験されてみてください。

ヒルダ・ジャクソン Hildur Jackson
(Gaia Trust / Global Ecovillage Network 創設者)

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■ プログラム内容

<1日目>

11:15 JR身延線・西富士宮駅集合(送迎あり)
12:00 自然菜食の昼ごはん
13:45 ファミリーと参加者の自己紹介
13:30 農場・施設見学
15:00 創立者「いさどん」によるプレゼンテーション
    手作りおやつ付き
17:30 入浴、休憩
19:00 自然菜食の夜ごはん
20:20 「木の花楽団」のウェルカムコンサート
21:30 大人ミーティング(自由参加)

<2日目>

07:10 朝食(希望者のみ)
08:00 農作業または家事体験
12:30 自然菜食の昼ごはん
13:20 ショッピング・休憩・記念撮影
14:00 生活体験のふり返り、質疑応答
    手作りおやつ付き
16:40 プログラム終了
17:00 西富士宮駅 到着・解散

■ 開催日程

・第31回(2009年11月)

実施:11月14、15日(1泊2日)
集合:11月14日(土)11:15 JR西富士宮駅
解散:11月15日(日)17:00 JR西富士宮駅

・第32回(2009年12月)

実施:12月5、6日(1泊2日)
集合:12月5日(土)11:15 JR西富士宮駅
解散:12月6日(日)17:00 JR西富士宮駅

■お申し込み・お問い合わせは・・・

こちらのページの一番下のフォームからどうぞ!
http://www.lifevillage.net/tour_app

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 木の花ファミリー
 418-0114 静岡県富士宮市下条923-1
 TEL: 0544-58-7568 / FAX: 0544-58-8015
 URL: http://www.konohana-family.org
 メール:info@konohana-family.org





  


Posted by イルカ at 23:31Comments(0)